製麹・酒母造り
製麹(せいぎく)
日本酒造りでは、
「麹」造りのことを製麹と呼び、
昔から「一麹、二酛、三造り」といわれ、
日本酒造りにおいて最も重要な工程だとされてきました!
製麹とは、麹室(こうじむろ)という専用の部屋で、
米に麹菌を繁殖させることをいいます!
そのため高温の環境で作業を行わなければなりません。
この部屋は杜氏さん以外は立ち入ることができません!
残念ながら麹室の中の写真はございませんが
外から写真を撮らせて頂きました!
でんぷん質の米はそのままではアルコールにはなりません。
アルコール発酵させるためには、
でんぷんを糖に変える必要があります!
なので麹に含まれるアミラーゼなどの酵素で
でんぷんを糖化させるのです!
製麹の完成までには2.3日も費やします!
完成した麹米がこちらです↓
蒸し上がり直後のお米と比べ
麹米は糖を含んでいるので甘みがありました!
酒母造り
酒母はタンクにいれた蒸米、麹、仕込み水の中に
酵母と乳酸を加え発酵させて造られます!
日本酒における「酵母」の役割は
「糖」を「アルコール」や「炭酸ガス」に変換することで、
この酵母が大量になければ日本酒はできません!
この酵母が大量になければ日本酒はできません!
酒母造りの見学はできませんでしたが
完成した酒母の写真を撮らせて頂きました!
酵母には香りを出す力もあり、
バナナのような香りがしました!
コメント
コメントを投稿